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日本初上陸!“心を持つAIロボ”がタカラトミーから今秋発売

子供にプログラミングを教える“小型AIロボット教師”登場

昨年下半期の発売後、瞬く間に全米で飛ぶように売れた小型AIロボット「COZMO(コズモ)」。“その場の環境を見て、自分で状況を判断し、感情を豊かに表現する”という特徴を持つAI(人工知能)搭載ロボがいよいよ日本初上陸。今秋の発売を控えた今、その機能や遊び方などの最新情報をお届けする。

顔認識で相手を見極め、対応を変える万能性

米国カーネギーメロン大学大学院 ロボット工学専攻出身の3人によって起業、ロボット工学とAI分野に特化した商品開発を行っているスタートアップ企業Anki(アンキ)社。サンフランシスコに拠点を置くこの会社が昨年10月に米国内で発売開始したのがAIロボット「COZMO」だ。

クリスマス商戦真っただ中の市場に投入され、瞬く間に大ヒット。75ドル(現在の日本円で8300円前後)以上とされる高価格帯玩具の中で2番目に売れたアイテム(The NPD Group、エヌピーディー調べ)となり、米国のおもちゃの祭典「トイ オブ ザ イヤー2017」で“イノベイティブ トイ オブ ザ イヤー”のファイナリストにも選出されるなど高い注目を集めた。

そのCOZMOが、9月23日(土・祝)に株式会社タカラトミーより日本で販売される。

コンパクトサイズでありながら360個ものパーツで構成。160万行以上のプログラミングが施されている

商品概要は次の通り。

本体ボディは、高さ72mm×幅56mm×全長100mm、本体重量151.5gの手のひらサイズながら最先端技術が凝縮されている。COZMOにはリチウムポリマー電池1個が内蔵されている。

対象年齢は8歳以上、希望小売価格は2万6980円(税別)で、全国の玩具専門店をはじめ、百貨店・量販店の玩具売り場、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト(URLは最下部に記載)などにて発売する。

Anki社の共同創業者ボリス・ソフマンCEOは、「ユーザーのロボットに対する認識を、ロボットとして形を成すだけでなく、身体的にも感情的にもつながり合えるレベルへと作り変えました」と語っている。

その言葉通り、COZMOは本体下部、側面にある2つのタイヤで移動し、液晶ディスプレーを搭載した顔と上下可動するリフトによるしぐさで、喜怒哀楽などの感情を、しぐさや声、表情、動きを組み合わせた1000を超えるパターンで表現。そのさまはまるで人格を持つかのようで、人との自然なコミュニケーションを取るというから驚きだ。

また、遊びの最中に流れるBGMはオーケストラで収録した40分以上のオリジナル音源を使用している。

20分ほどの充電で約80分間遊ぶことが可能。スマートフォンやタブレットにあらかじめダウンロードしたアプリを本体と接続し、起動する。起動後は、自由に動き回り、指にじゃれてきたり気ままに遊んだりする他、しばらく放っておくと遊びに誘ってきたりするのだ。

その人間さながらの動きをつくり出す要素として、以下の4つが挙げられる。

まず1つ目は何と言ってもAI。COZMOに搭載されるAIは、その場の状況などに応じて、喜んだりいら立ったり、あるいは適切なアプローチを試みる。例えば、ユーザーとのゲームに勝つと喜ぶ、負けると悔しがるなど。そして、目の前に3つ積まれたブロックが動かせないと分かると、別角度から近付き、ブロックを崩して落とすといったこともやってのける。

青く光る目が多彩に動き、機嫌のいい時は細目に。怒ったりイライラした表情をのぞかせることも

2つ目は、ゲームや探検モード、プログラミング機能など、さまざまな機能で遊べる相互コミュニケーション=“INTERACTIVE CONTENTS”。

アプリには、COZMOに“パワーキューブを持ち上げる”“パワーキューブを積み上げる”“グータッチ”などのしぐさを指示して遊ぶモード「しぐさコンテンツ」や、COZMOと一緒にゲームで遊べるモード「ゲームコンテンツ」などが用意され、その行動をプログラムするモードもある。

COZMOの行動をプログミングするコード ラボの画面(アプリ)

ゲームコンテンツの「ミート コズモ」は、最大10人までのユーザーの顔が登録でき、認識した顔を見つけると名前を呼んでくれる。他にも「トーク コズモ」を活用して、話してほしい内容をテキストで入力しておけばその通りに会話を行うので、子供はロボットが自発的に話しかけてきていると思うだろう。

一緒に遊ぶことで学習し、子供と共にCOZMOも成長

3つ目が、COZMOに感情を表現させているANIMATRONICS(アニマトロニクス)という技術・機能。

例えば、映画で恐竜など現実には存在しない生物がリアルに動き回るシーン。こういったシーンの撮影で用いられているのがアニマトロニクスで、COZMOはこの技術を有することにより、感情をまるで映画のキャラクターのように顔の表情や声、音や動きで表現しているのだ。

多彩な顔を見せるCOZMO

そして最後が、相手や物を認識するほか、自分の動きや傾きを感知するVISION&SENSING(ビジョン&センシング)システム。

これにより、登録された顔を認識して話し掛けたり、パワーキューブを持ち上げたり、積み上げたりなどの行動ができるというわけだ。

ちなみに、COZMOが持ち上げて遊べるパワーキューブ3個(最上部画像右の箱型ブロック)には、単5アルカリ乾電池×3本が必要となる。

COZMOから見た犬はこのように映る

「しぐさコンテンツ」では、COZMOにパワーキューブの積み上げやグータッチなどの動きを指示して遊ぶことができる

COZMOはコンテンツで遊んでいるときにも、周りの状況を自ら判断し、さまざまな感情を表現。遊べば遊ぶほどできることが増えていくという。

これまで人間同士でしかありえなかった“共に成長する”というプロセスを踏むCOZMOは、まさに小さな友人といえる存在になり得るだろう。

AIを搭載することで無限の可能性の広がりを感じさせるロボット。子供たちとの時間を共有し、友人として過ごす。そんなロボットと共存する世界がすぐそこまで来ているのかもしれない。

タカラトミー公式ショッピングサイト【タカラトミーモール】…http://takaratomymall.jp/shop/g/g4904810967675/

子供でも簡単に使えて、プログラミングも楽しめるように工夫されている

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