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ネット上のレシピを手軽に実現!調理機器とレシピをつなぐスマートキッチンサービス誕生

レシピと連動して調味料を自動計量するスマート家電を開発

体をつくり、毎日のエネルギーの源となる食事。しかし、多忙な現代社会を生き抜くわれわれにとって“料理を考えて作る”のは思いの外大変な作業で、“毎日作ること”は決して容易ではない。そこでクックパッド株式会社が、“キッチン家電向けにレシピを提供”するスマートキッチンサービスを開発。今まで“人とレシピをつなぐ”レシピ関連サービスを提供してきた同社が、今回“人とレシピと調理機器の3つをつなぐ”ことを目的とした新サービスの機能とは?

レシピをセレクトするだけで機器を自動制御

クックパッドは、キッチン家電向けにクックパッドのレシピを提供するスマートキッチンサービス「OiCy(オイシー)」を公開、5月8日に発表した。

クックパッドが実施した調査(おうちごはん白書2016)によると、「料理をしていて楽しいと思えないとき」の問いに対する回答として、「料理がおいしくできなかったとき」「料理したくないのに、やらなければならないとき」「下ごしらえが面倒くさい」などの声が聞かれたという。

そこで誕生したのが、今回の新サービス「OiCy」だ。

「OiCy」の概念図。クックパッドに掲載されたレシピを機器が読み込める形式に変換し提供することで、膨大なレシピの再現がいとも簡単にできるようになる

これは、さまざまなキッチン家電やセンサーをネットワークで連携させ、快適かつ便利に料理に取り組めるように設計されたシステムだ。具体的には、クックパッドに投稿されたレシピを「OiCy」に対応した機器が読み取り可能な形式(MRR:Machine Readable Recipe)に変換。レシピ内容に合わせて機器を自動で制御できるようになるという。料理の工程や調味料の自動計量などを機器がサポートすることにより、料理する人の労力削減・エネルギー効率化が期待できる。

ただし、発表時点では「OiCy」に対応した機器の発売予定は決まっておらず、対応するキッチン家電の開発に取り組むパートナー企業を募集していくとのこと。

そこでクックパッドは、スマート化の機運を高め、アイデアの一例を示すために「OiCy」対応のスマート家電コンセプトモデルとしてレシピ連動調味料サーバー「OiCy Taste」を開発。同日、併せて発表した。

その機能、詳細についてはこちらの動画をご覧いただきたい。


レシピ連動調味料サーバー「OiCy Taste」

「OiCy Taste」は、スマホからからクックパッドのレシピを選択するだけで、機器に備わる醤油やみりん、料理酒、お酢の全4種類の調味料の中から「大さじ2.5」「小さじ1」など、必要なものを必要な分量だけ自動で計量してくれる。

料理の途中で調味料を取り出し、分量を量るといった煩わしさを解消し、好みの味付けへの変更にも対応している優れものだ。

ただ、「OiCy Taste」はコンセプトモデルのため、現時点では商品化の予定がないのが残念なところ。クックパッドによる今後の「OiCy」対応型キッチン家電の開発と共に、さらなる省エネ・利便性の向上を追い求めた便利アイテムの登場に期待したい。

2017年12月時点で、国内レシピ約283万品、海外レシピ約119万品という膨大なデータを有するクックパッド。カンタン調理の実現を可能にする「OiCy」が普及すれば、料理工程が短縮化され、そのぶん時間が有効活用できることは間違いなさそうだ。

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