トピックス

できるビジネスマンは“ペダルをこぎながら”がPC作業新常識に?

フィットネスバイク一体型のデスクが登場

たまった仕事も、運動不足も同時に解決できる!? フィットネスバイクとデスクが一体になった「エクササイズデスク」が登場した。多くの日本企業が健康的な働き方の改革に取り組む中で、今後はペダルをこぎながら仕事に励むスタイルが浸透していきそうな予感がする。

「サイクリングミーティング」で会議効率がアップ?

適度な運動は健康増進やストレス解消に最適で、結果的に仕事のパフォーマンスもアップする。それでも多くの社会人が運動不足に陥ってしまうのは、プライベートの時間を削ってまで苦痛を味わうのが嫌だから……ではないだろうか?

この悩ましい問題に対して、「それなら仕事中に運動しちゃおう!」と言わんばかりの斬新な提案をしているのがインテリアブランドの「Bauhutte」(バウヒュッテ)。上下昇降可能なデスクとイス、足こぎペダルが一体となった「エクササイズデスク」を7月25日に発売したのだ。

メールの読み書き、資料作成といったルーティン作業とエクササイズを同時に行うことで、効率の良い時間の使い方が可能になるということ。

デスクの天板は幅78cm、奥行き58cm。体格や作業内容に合わせて、ワンプッシュで最適な高さに合わせることが可能

ペダルの負荷は、その日の気分に合わせて8段階で調節可能。

短時間での“筋トレ”が目的なら、強度を6以上に設定すれば筋肉に負荷がかかりやすい。強度がMAXの8は軽い坂道を登っている程度の運動レベルで、一般的な体力の男性で5~10分ほどで息切れし始めるという。実際には体調に留意して、自分に合った負荷で使用したいところ。

静音設計のため、オフィスで一心不乱にペダルをこいでも周囲の迷惑になりにくいのが特徴だ。

上半身が作業に集中しやすいデザインで、“ながらエクササイズ”がはかどる。バイクの強度調節はサドルの下のダイヤルで行う

また、オフィスで使用することを想定しているため、パソコンを置く場合に電源タップやコードなどをまとめられるバスケットを天板裏に、ビジネスバッグなどを置けるバスケットを座席裏に標準装備している。

仕事をしながらできる軽い運動とはいえ、消費カロリーは侮れない。例えば、体重70kgの男性が朝出社後に30分、夕方退社前に30分ペダルをこぎながら仕事をすれば、計60分でおおむね200kcalを消費できる。おにぎり1個や、缶ビール1缶を余裕で帳消しにできる計算だ。

オフィスでの使用例として、Bauhutteは体を動かしながら会議を行う「サイクリングミーティング」を推奨している。身体を動かしながら話すことで気持ちを活性化し、会議効率を上げようとする取り組みだ。 考えたり会話をしたりする必要があるため、ペダルの強度は軽めの3程度がおすすめだとか。

スタンディングデスクと併設すれば、自然に運動できるオフィスが作りやすい

エクササイズデスクはオープン価格で、参考価格は7万9000円(税別)。

経費でオフィスに複数台導入されるのが理想的だが、こういった体力を消費する器具は“自腹で購入したほうが使いたくなる”という考え方もある。たとえオフィスで使うことが許されなくても、自宅でネットやゲームを楽しみながら自転車をこぐ“ながらダイエット”を行うこともできるのだから。

その場合は、強度4~5程度から始めて、毎日30分継続することを目標にしたいところ。

すでにスタンディングテーブルはオフィスに浸透中

一昔前なら、ペダルをこぎながら仕事をしていたら異端児として会社から厳重注意されただろう。しかし、近年の日本はエキセントリックな働き方を受け入れる土壌ができつつある。

例えば、生活用品製造卸のアイリスオーヤマ株式会社が6月より開始した働き方改革は、「座った状態でのパソコン作業を禁止」。それを実現するために、パソコン用スタンディングテーブルをオフィスに導入したという。

自席の横にパソコン用のスタンディングテーブルを設置することにより、パソコン利用者が立ったまま作業する取り組みだ

立って作業をすれば、自然と眠くなることを防げる。結果的に集中力や作業効率が高まり、労働生産性の向上が図れることをアイリスオーヤマは期待している。

また、欧米諸国を中心に長時間の着座による健康への影響が懸念されている中で、スタンディングテーブルでパソコン作業を行うことで血流と代謝が改善され、健康の維持にもつながるという。

本部所のオフィスから導入を開始し、全国の拠点に広げていく予定だそうだ

スタンディングデスクを導入する企業は国内外で増えており、今後は「デスクワーク=座って仕事」がスタンダードではなくなっていきそうだ。

また、仕事をしながらエクササイズができるデスクをいち早く取り入れて、社員の健康を願って就業時間内の運動ノルマを課す企業が出てくるかもしれない。

一見、ドSで体育会だけど、実は極めて健全。そんなネオ・ホワイト企業が増えれば、日本のビジネスマンはどんどんエネルギッシュになりそうだ。

【「Bauhutte」公式サイト】…http://www.bauhutte.jp/product/bgd780/

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitterでフォローしよう

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • はてぶ!
  • LINE