2019.4.26
アウトドアから非常時まで!1200Whの大容量でポータブル電源がさらに進化
ACアダプターと太陽光発電による2WAY充電対応で充電切れの心配いらず
いよいよ目前に迫ったゴールデンウイーク。暦どおり10連休で予定が満載、そうでなくとも「陽気もいいし、1~2日ぐらいはレジャーに繰り出そう」という人も多いのではないだろうか。と同時に、スマートフォンやタブレット端末、音楽プレイヤーなど電力を必要とするギアは、出掛け先など場所を問わず使いたくなるのが現代人の生活スタイルでもある。そうした中、大容量ポータブルバッテリーがクラウドファンディングサイト・Makuakeに登場し、注目を集めている。アウトドアライフをさらによりよくするための最新アイテムの詳細をお届けする。
INDEX
アウトドアシーンでテレビや冷蔵庫が利用可能に
キャンピングカーやBBQ人気の高まりとともに、すっかりレジャーの定番の一つとなったアウトドア。一般社団法人 日本オートキャンプ協会が発表した「オートキャンプ白書2018」によれば、オートキャンプ参加人口の推移(推定値)は1996年の約1580万人をピークに減少傾向にあったが、近年は増加傾向に転じており、これは今後も続きそうな見込みだ。
そうなると気になるのが“屋外でいかに電源を確保するか”という点だ。スマートフォンやタブレット端末、ノートPCなどはもはや現代人にとって欠かせない機器であり、電池残量の表示は誰もが常に気にかけている。そして万が一、キャンプ中に充電切れとなってしまえば途方に暮れる姿が容易に目に浮かぶ。また、温暖化による気温上昇もあり、これから夏場に向けて空調機器などは快適なキャンプを送るための必須アイテムであることからも電源の確保・重要性は年々高まっている。
※2018年の夏に登場した世界初のバッテリー内蔵型ポータブルエアコンの記事はこちら
そこで電力を手に入れる手段として人気を集めているのがポータブルバッテリーだ。モバイルバッテリーと比べて大量の電力を供給できることから、アウトドアシーンはもちろん災害などの非常用電源としても注目され、さまざまなタイプが発売されている。
そうした中、クラウドファンディングサイト・Makuakeに調達金額892%(4月23日現在)を記録するポータブルバッテリーが登場した。
それが数々のポータブルバッテリーを販売しているsuaoki(スアオキ)の「G1200」だ。
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大容量ポータブルバッテリーでありながら、長さ293.5×幅165.4×高さ364.7mm、重量12.6kgと持ち運びしやすいコンパクト&軽量設計
最大の特徴が、1200Whという大容量を備えていること。
例えば、これまで同社からリリースされていた500Whのポータブルバッテリー「G500」ではスマートフォンのフル充電回数は約50回程度だったのに対して、「G1200」の場合は90回以上できるようになった。
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満充電状態での「G1200」による家電使用の目安時間&回数。複数のポートを備えるため、同時利用もOKだ
また、USBポート4口(5V/3A)とタイプC-PD出力ポート1口(45W)に加え、シガーライターソケット(12V/9A)、ACコンセント2口(110V)を備える4WAY出力となっているのもポイント。これによりスマートフォンやタブレット端末といった電子デバイスのほか、テレビや冷蔵庫など幅広い家電への対応までもが可能になった。
まさにアウトドアから非常時まで、これ1台があれば十分という優れものだ。
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コンセントによる充電が9時間に対して、ソーラーチャージャーでも10~12時間と短時間充電が実現
充電方法は2通り。
付属の160WACアダプターを使った家庭用コンセントからの充電と、太陽光発電を利用しての充電だ。後者の場合、過充電や過放電などを制御するMPPTチャージコントローラー(Maximum Power Point Trackingの略で、最大出力が発生するように電圧と電流の組み合わせを常に探し求める回路方式)が内蔵されているため、別売りのソーラーチャージャーをケーブル接続するだけで、太陽光を利用してエネルギー効率よく充電できる。電気代ゼロ&エコ充電を可能にした形だ。
Makuakeでのプロジェクトは4月29日までとなるが、終了後は5月よりamazon(https://www.amazon.co.jp/dp/B07P7JXX2P?ref=myi_title_dp)などインターネットを介して購入ができる。ただし、販売価格は14万6280円となる見込みのため、少しでも安く入手したいのであればMakuakeがおすすめ。
本格的なアウトドアシーズン到来を前に、そして万が一の事態に備えて、大容量ポータブルバッテリーを1台用意しておくのもよいのではないだろうか。
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text:安藤康之