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国内初のボーイング737-MAXと777の新型シミュレーターを新設! 航空科学博物館がリニューアル

航空機の実物エンジンを使ってその仕組みを徹底解剖

日本初の航空専門博物館として航空関連の資料や展示物で空の魅力を伝えてきた航空科学博物館(千葉県山武郡芝山町)が、展示施設の大刷新&体験型施設を新たに加えてリニューアルオープンした。航空ファンならずとも一度は訪れたい、生まれ変わった航空科学博物館の全貌をお届けする。

航空機の魅力がぎっしり詰まったさまざまな展示物

1989(平成元)年8月1日にオープンした航空科学博物館。成田国際空港からも程近く、日本最初の航空専門博物館として2014年に来館者500万人、先日8月26日には600万人を突破するなど、これまでに多くの来場者が足を運んできた。

館内に設置された展示物の更新は随時行われてきたが、ことしは開館30周年を迎える節目の年であることから過去にない大型リニューアルに着手。開館記念日である8月1日には展示施設の大刷新&体験型施設を新設してリニューアルオープンした。

施設の顔ともいえるエントランスも改修。入り口までの玄関アプローチは成田国際空港のA滑走路をイメージ

体験館の新設により、既存の中央棟、西棟、東棟と合わせて4つで構成されることになった航空科学博物館。

西棟にはボーイング747-400型機、いわゆるジャンボジェットの1/8スケールとなる大型模型が登場。この大型模型は西棟展示室のコクピットシミュレーターと連動しており、操作によって動かすことが可能に。スクリーンに見立てた壁面270度にはパノラマビジョンの映像が投影され、コクピット越しの景色はあたかも実際に航空機を操縦しているようなダイナミックな体験ができるという。

リニューアルされた西棟1・2階。既設のジャンボジェット実機の胴体輪切りや翼断面などは引き続き展示されており、まさに巨大航空機尽くしのエリアだ

ボーイング747に搭載される実物エンジンにプロジェクションマッピングを投影する大迫力の学習コーナーが新たにスタート

また、ボーイング747の実物エンジンとプロジェクションマッピングを組み合わせ、音と映像で航空機のエンジンの仕組みを解説するコーナーも開設。膨大なエネルギーを生み出すジャンボジェットのエンジンの仕組みを理解できるまたとない場となっている。

「見て」「触れて」「楽しく学べる」をコンセプトに、新たなコンテンツが導入されたNAAコーナー

東棟2階のNAA(成田国際空港)コーナーのリニューアルは成田国際空港株式会社が担当。

縦3×横10mの大型スクリーンを用いて、全31種類にも及ぶ空港の仕事を学べる“空港を支えるプロフェッショナルたち~TEAM NRT~”、成田国際空港開港から現在までに就航した航空機の写真が展示される“NRT Airliners~成田空港に就航した世界のエアライン~”など、4つのコーナーが新設されている。

体験館の施設中央は天井高10mの吹き抜けとなり、最大200名が収容できる開放的な造りになっている。折り紙飛行機教室などの各種イベントの際などにも多目的ホールとして利用できる

最後が新棟となる2階建ての体験館。

2階部分は航空会社の協力によって造られるモックアップと展示室を設置。展示室には一般利用として国内初となるボーイング737-MAXおよびボーイング777のシミュレーターが2台導入(別途有料施設)された。

臨場感の溢れるコクピットで、操縦桿(かん)を握りパイロット気分が存分に味わえる

まさに、見て・触って・体験できる最新型の博物館へと大幅リニューアルを遂げた航空科学博物館。

一度訪れれば、子どものころに抱いた大空への憧れを呼び起こされるはずだ。

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