2017.11.30
アジアを代表する環境・エネルギーの総合展がことしも開催!
最新技術や製品が東京ビッグサイトに集結
12月7日(木)~9日(土)の3日間、環境・エネルギーの総合展示会「エコプロ2017~環境とエネルギーの未来展」(主催:一般社団法人産業環境管理協会・日本経済新聞社)が東京ビッグサイトにて開催される。間近に迫る中、注目ポイントをお届け!
INDEX
エネルギーの未来を展望
19回目の開催となることしは、有明の東京ビッグサイトに約600の企業や団体が出展して行われる予定。
同時期に開催された昨年は、3日間で16万7093人(主催者発表)が訪れ、ことしも約17万人の来場が見込まれる“環境&エネルギー”に関する注目度の高いイベントだ。
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ことしはNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)やブリヂストンなどが出展。各ブースにて行われるプレゼンは見もの ※写真は昨年時のもの
少しおさらいをすると、昨年は“持続可能(サステナブル)な社会を考えよう!”がテーマ。
先進的な街づくりや社会づくりの事例、構想などを紹介する真面目な企画から、エコカーの試乗体験、段ボール製のスーパーカー“ダンボルギーニ”2号機の展示といったネタ的なものまで、実にバラエティーに富んだ内容であった。それはこのイベントの毎年の特色でもある。
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ことしのメインビジュアル
昨年11月にパリ協定(気候変動)が発効されて以降、欧米や中国で進む再生可能エネルギーの導入と、それに伴う産業構造の急速な転換が図られる昨今。アジアを代表する環境・エネルギーの総合展示会として、ことしは持続可能な社会の実現を提案する。
本イベントは入場無料なのもうれしいポイント。来場の際は、公式サイトから事前登録しておけば、スムーズに入場することができるのでおすすめだ。
ことしの見どころはここ!
貧困解消やクリーンエネルギーの実現、気候変動対策といった世界が抱える問題に対して、共通した17の目標を定めたSDGs (持続可能な開発目標)。2030年の目標達成に向けた今、グローバルな取り組みが既に開始され、日本も積極的にアプローチしている。
本イベントでは、各企業の関心が高まっているSDGsを、それぞれ事業ごとの取り組みと結び付けて紹介するエリアを新しく設置。
中でも注目なのが、9日(土)に行われる限定の「SDGsステージ」。東京海洋大学名誉博士・客員准教授のさかなクンと一緒に身近な生物多様性を考えるステージをはじめ、吉本興業の人気お笑い芸人によるコントや漫才を通じてSDGsを楽しく学ぶ「よしもと SDGs 花月 in エコプロ2017」が初開催される。
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東4ホールで行われる「ビジネスマッチングEXPO」では、61の企業や自治体、支援団体などが一堂に会する。それぞれ自社製品の持つ優れた環境技術や製品を紹介 ※写真は昨年時のもの
他にも、子供たちが楽しくエコについて学ぶ「お絵描きスマートタウン」や、植物に由来する夢の新素材として注目される「セルロースナノファイバー(CNF)」と「セルロースナノクリスタル(CNC)」を紹介する「ナノセルロース展」など、老若男女問わず楽しめる展示がめじろ押し。
※「ナノテクノロジー」に関しては「未来シティ予想図」第7回参照
日本のみならず、今後世界をリードする環境・エネルギーに関する最新技術や製品が登場する総合展示会。エネルギーの未来を考える格好の機会となるはずだ。
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text:安藤康之