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マンガやインスタでエネルギーをもっと身近に!電力会社などによるWEBメディアが新しい

エネルギーをテーマにしたWEBメディアやインスタが続々

東京電力ホールディングス(以下、TEPCO)や九州電力などが、20~30代に向けたさまざまなWEBメディアを展開している。これまで「電力」や「エネルギー」といえば硬いイメージがあったが、今知っておいた方がいい、話題の3つのメディアを紹介したい。

TOP写真:鷲尾岳風力発電所(長崎県佐世保市)

写真提供:九州電力株式会社

エネルギー問題の“今”が分かるWEBマガジン、創刊

1つ目は、電気事業連合会が運営するWEBマガジン「Concent(コンセント)」だ。

コンセプトは「あなたとエネルギーをつなぐ場所」。おでかけやショッピング、美活など、普段の生活で女性が気になるジャンルをエネルギーの視点からフォーカスしていくという。

公開されているコンテンツは全部で8つ。家電アドバイザーの資格を持つ元SDN48の女優・奈津子さんが最新家電をレポートする「エネグッズ!」、電力会社で働くイケメン社員のお仕事インタビュー「エネメン!」、全国各地のエネルギー施設とその周辺スポットをおでかけコースで紹介する「エネトリ!」など、女性が欲する情報とエネルギーの情報が絶妙なバランスで織り交ぜられている。

中でも注目したいのは、現在、日本が抱えているエネルギーの問題を分かりやすく教えてくれるマンガ「エネコミ!」。主人公が住むシェアハウス内で起こる事件になぞらえて、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」や「エネルギー自給率」といった難しい話題を解説。いまいちピンときていなかった問題をマンガで簡単に理解できるため、女性だけでなく男性にも読んでほしい。

WEBマガジン「Concent」。おでかけ、家電、マンガ、お仕事インタビューと幅広いコンテンツが魅力だ

写真協力:Concent

「エネルギー自給率」をテーマにした「エネコミ!」第2話の一部

写真協力:Concent

絶景!インスタ映えする九州の風力発電所

2つ目は九州電力が手掛ける公式インスタグラム

2018年4月26日に開設されたアカウントで、「九州の夜景・灯りのある風景」と「電気が生まれる・繋がる風景」をテーマに、管轄エリアである九州各地の電力関係施設と景色や、電気のある風景を撮影して週2回のペースで投稿している。熊本県の「阿蘇ファームランド」や福岡県の「門司港レトロ」などの美しい夜景写真を、6月29日時点で全27枚見ることができる。

中でも話題になったのが、初回に投稿された長崎県佐世保市にある九電グループ・西日本プラント工業のグループ会社が運営する「鷲尾岳風力発電所」の写真。満天の星と風力発電所が織りなす幻想的な風景写真を9分割にして公開し、「ステキ」「次の投稿が楽しみ!」とフォロワーから好評を得ている。

現在のフォロワーは約3900人(6月29日現在)。同企画を担当している九州電力地域共生本部広報推進Gの大坪由佳さんは、「インスタグラムを通じて、九州電力をより身近に感じていただければ幸いです。始めてみると、電力関係の設備は思いのほか写真写りがよくて、風景にとてもなじむことに気付きました。今年度にフォロワー7000人を目指します!」とコメント。今後の投稿にも期待したい。

なお、TEPCO関西電力でも公式インスタグラムを展開している。

鷲尾岳風力発電所のインスタグラム写真。9枚の写真を一枚画にして見せている

写真協力:九州電力株式会社

熊本県「阿蘇ファームランド」の投稿写真は、いいね!が490件を超える高評価を得た。他にも、「新大分発電所」や「佐賀バルーンミュージアム」などの投稿も

写真協力:九州電力株式会社

インスタ投稿で参加可能!癒しの絶景フォトコンテスト開催

最後は、おでかけWEBメディア「るるぶ&more.」とTEPCOがコラボした、尾瀬のフォトコンテストだ。

尾瀬といえば福島、新潟、群馬の3県にまたがる高原で、湿地散策のために歩く木製の道(木道)が有名。TEPCOグループは全長65㎞にある木道のうち、20㎞を管理・整備している。

今回のフォトコンテストは、尾瀬の風景写真をインスタグラムで投稿すると参加できるというもの。投稿者には、旅行券や群馬県片品村の「イベリコ豚100%ハンバーグ130g」、木道をリサイクルして作った「尾瀬ノート」などのプレゼントも抽選で当たる。

フォトコンテストの開催と併せて「るるぶ&more.」では、インスタグラムのフォロワーが7万人を超えるフォトグラファー・もろんのんさんが、実際に尾瀬ヶ原を歩いて撮影したレポートを公開。女性ならではの視点で発見したインスタジェニックな写真と、尾瀬ヶ原撮影のアドバイスが紹介されている。

応募期間は2018年08月31日まで。詳しくは、キャンペーン応募サイトで確認を。

尾瀬植物研究見本園にある撮影スポット「逆さ至仏」。「るるぶ&more.」でフォトグラファー・もろんのんさんが撮影方法などをレクチャーしている

写真協力:るるぶ&more.

尾瀬ヶ原の湿原に敷かれた木道。「板は約10年の周期で張り替える」など、尾瀬のさまざまな情報も発信している

写真協力:るるぶ&more.

「電力施設」や「エネルギー」という言葉を聞いても、「遊ぶ」や「楽しむ」というイメージにはなかなかたどり着かないだろう。しかし現在、WEBサイト、インスタグラム、イベントなど、さまざまな楽しみ方やふれあい方を各電力会社などが提案している。一般社会のブームを作るのは、往々にして女性であることが多い。女性ならではの感性や発想をさらに取り入れることで、現在日本が抱えるエネルギー問題のアレコレにも、新しい解決方法が見つかる日が近いかもしれない。

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