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独立電源システムとしても使用可能!太陽光発電を持ち運ぶ時代が本格到来

太陽電池×蓄電池で効率的にエネルギーを創生・利用

シリコン系や化合物系、有機系など多様なタイプの太陽電池が顔をそろえだし、再生可能エネルギーへの切り替えを肌で感じることも多くなってきた昨今。この秋には、センサーや人工衛星用などの小電力機器への給電モジュールを手掛けるメーカーから、新たな可搬型太陽光発電システムが登場。価格を抑えながらも、さまざまな出力に対応する使い勝手のいいニューアイテムの詳細をご紹介する。

太陽光発電でどこでも充電可能

身近な再生可能エネルギーと聞いて思い浮かぶ筆頭が、太陽光を利用する太陽光発電ではないだろうか。環境意識が高まる昨今は、個人住宅への設置も増加傾向にある。

しかし、一般的な太陽光パネルの導入には大掛かりな設備が必要で、なおかつ発電量は天候や日照条件などによって左右されてしまう。今後の普及には、さらなる低コスト化や出力安定性が課題といわれているのが現状だ。

このように、個人が実用利用するには少々ハードルが高い太陽光発電。

一般家庭用の据置型太陽光発電システム「VS12-M100SP-B230LA」

そこで今回注目したのが、小型太陽電池モジュールや発電システム開発を手掛ける株式会社 太陽工房から10月に発売された新しい太陽光発電ユニットだ。

薄型で軽量かつ高効率の太陽電池パネルと、小型軽量で耐候性の高い電池格納部を組み合わせることによって、持ち運び可能なサイズながら高度な“汎用性・拡張性・耐候性・耐久性”を低価格帯で実現した同社の「バイオレッタ ソーラーギア VS12」シリーズ。

防災対策用はもちろんレジャー用や日常用など、さまざまな場面でメンテナンスフリーの屋外電源として活用されている同シリーズに新たに加わった「VS12-M100SP-B230LA」。

特筆すべきは、太陽電池パネル同士の直並列接続が可能で、発電量を増加させられること。例えば、緊急時などにはパネルを増設することで、充電時間を短縮させることも可能なのだ。

「VS12-M100SP-B230LA」を構成するパーツは以下の通り。

防水ケースに格納された構成各パーツ

1.最薄部2.5mm&エネルギー変換効率の高い薄型軽量フレキシブル型単結晶シリコン太陽電池パネル

2.並列接続にも対応する12V、115Ahのメンテナンスフリーなディープサイクルバッテリー(鉛蓄電池)×2台

3.気象条件などの変化に応じて最適動作点を追従しながら動作するMPPT(Maximum Power Point Tracking)方式の充放電コントローラー

4.夜間や悪天候でも充電できるフロート充電対応AC充電器

5.2つのAC100VコンセントとDC5V(USB)端子を備えた1200W正弦波インバーター

別売りの「VS12-B230LAA」補助電池格納部を2台まで接続して、給電容量を最大8.28kWhまで拡大可能

太陽光もしくは家庭用コンセントを用いて、防水ケースに内蔵された2台の鉛蓄電池を充電。AC100V、DC12V、DC5Vなど異なる電力を出力できるため、家庭用電気機器に幅広く給電が可能だ。

容量は2760Wh。これは満充電状態で、スマートフォン(電池容量約10Wh)を200台以上充電でき、ノートパソコン(20W)なら100時間以上使用できる計算になる。一般的に太陽光発電システムの設置費用が100~250万円程度といわれているのに対して、12万9800円(税込)という手ごろな価格も本製品の魅力。

ことしもいくつもの自然災害が列島各地で発生した。いつ何時自分の身に降りかかっても、これがあれば電池残量を気にせずスマホなどの機器から情報を入手し、正しい避難行動をサポートしてくれるはずだ。

万が一の事態に備えて再生可能エネルギーを活用する独立電源システムを一家に1台用意しておくのもよいのではないだろうか。

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