第1回
2018/05/14
ダムの治水能力を高める!日本最大級の「トンネル式放流設備」建設が進行中
水害対策はもちろんエネルギー活用もできる巨大トンネル
2018年4月、経済産業省は2050年時点の長期エネルギー政策に関する有識者会議において再生可能エネルギーを「主力」の電源と位置付け、最大限に導入していく方針を明確にした。では、それら再エネの現状は、どのようになっているのか──? 太陽光や風力などさまざまな方法・手段がある中で、今回は「地中(山中)」や「地下」に注目。いずれも現在着工中のクリーンエネルギー発電所やダムの治水能力を高めるための水路トンネルなど、普段はあまり目にすることのない巨大事業にフォーカスする。(デザイン:池田太郎 写真:長谷波ロビン)