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200種以上のメニューを自動調理!AI×IoTの進化系調理鍋が販売開始

AI搭載で調理準備の手助けやオススメメニューを提案

健康維持や節約のためには、調理済みの食品よりもしっかりこしらえたものを口にする──。誰しもが思いながら、忙しい現代社会ではなかなか実行するのが難しい。そんな悩みを解決してくれる、新機能としてAI(人工知能)を搭載した自動調理鍋が登場。販売開始に先駆けて、その詳細をお届け。

食材を入れたら後はおまかせ!簡単&便利な自動調理鍋

2015年11月の発売以来、食材本来のおいしさを生かした健康的な調理方法や、食材と調味料を入れるだけという簡単お手軽な自動調理機能が人気のシャープの水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」。

購入者向けに行った同社のアンケートでは、実に8割近くの購入者が週に2日以上使用すると回答している。だがその反面、頻繁に使うとどうしてもメニューのバリエーションが不足してしまったり、好きなものに偏ってしまうという問題もあった。

同社ではそうした課題を、AIoT(AIとIoT<モノのインターネット化>を組み合わせたシャープの造語)を採用することで解決しようと試みている。

それが形となったのが、10月26日(木)に発売を開始する「ヘルシオ ホットクック」の新製品「KN-HW24C」(オープン価格)。主な機能的特徴は以下に挙げた3つだ。

大きく見やすくなった操作画面からメニューを検索

カテゴリーや食材から絞り込んでメニューを決定

メニューは本体に内蔵される130種類の自動調理メニューのほか、「COCORO KITCHEN」からダウンロードして追加が可能

まず、従来型製品と比べて操作画面サイズを拡大したことで幅広い年代に対応、操作性が向上したこと。

次に、独自機能となる“まぜ技”。“ほったらかし”機能と表現されるもので、自動調理メニュー130種類のうち82種類は下ごしらえした食材と調味料を入れるだけの簡単調理が可能に。あとは「ヘルシオ ホットクック」が自動で無水調理を行ってくれるというわけだ。

そして3つ目は、無線LAN機能を搭載し「ヘルシオ ホットクック」をIoT化させていること。インターネットを介してAIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」に接続すると、AIが調理の手順や必要な食材と調味料を画面と音声で知らせてくれたり、おすすめメニューを提案してくれたりするのだ。

加えて、新しいメニューをクラウド上からダウンロードして追加できるほか、「カテゴリー別検索」「食材別検索」などメニュー検索機能も充実。使い勝手を高めるのはもちろん、煩わしい献立選びの悩みやメニューのバリエーションという問題からユーザーを解放してくれるアイテムなのだ。

AIが占いでメニューをおすすめ

機能性の拡充が図られている「ヘルシオ ホットクック」だが、今回の新製品で特に注目したいのが、本体に取り付けられた“聞いて”ボタン。

このボタンを押すと、住んでいる地域や出身地、味の嗜好(しこう)や好みの食材を使ったメニューなど、それぞれのライフスタイルに合わせたメニューをAIが提案してくれるという優れもの。

“聞いて”ボタンを押すと、AIが過去の調理履歴からメニューの提案や占いでメニューをおすすめしてくれる

中でも興味深いのが“メニュー占い”。

これはAIからランダムに出題される3つの質問に答えることで、その日のおすすめメニューを占ってくれるというものだ。

占いは職業や性別、好きなサラダなど料理に関係あるなしを織り交ぜた質問を組み合わせる

上の画像のとおり、一見すると料理には無関係な質問も含まれているため占い結果に疑問を持つかもしれないが、同社によれば「占いとしているが、決して当てずっぽうで提示しているわけではなく、データを収集・分析し、ユーザーが潜在的に作ってみたいと感じているものを提案している」のだという。ぜひ試してみたい機能だ。

また、販売と同時にリリースされる専用アプリを使用すれば、外出先でスマートフォンなどから「COCORO KITCHEN」にアクセス可能。

スマートフォンアプリのイメージ画像

例えば、仕事帰りの通勤電車でメニューを決めて、スーパーで食材を買い出し。帰宅後に「ヘルシオ ホットクック」に材料を投入し、アプリ画面で「ホットクックへ送信」をタップすると、調理レシピが本体へ送られる。

これなら忙しいビジネスマン&ウーマンも隙間時間を有効活用して“脱・出来合い食”が目指せるので、健康的かつ財布にも優しいライフスタイルが送れるはずだ。

また、近畿エリア限定ではあるものの、スーパーマーケット「阪急キッチンエール」において「ヘルシオ ホットクック」に対応した食材キットを販売。これを使用すると、下ごしらえすら必要なくなるというから、“できるだけ簡単に、エネルギー効率よく料理をしたい”と考えている内食派にはまさにうってつけ。

また、10月19日(木)からは、下ごしらえを施した食材と調味料などがセットになった料理キット宅配サービス「ヘルシオデリ」が開始される予定となっている。

これは「ヘルシオ ホットクック」同様、「ヘルシオシリーズ」のウォーターオーブン「ヘルシオ」向けに開発された有名レストランメニューを自宅で調理できるぜいたくな料理キット宅配サービス。届いた食材を「ヘルシオデリ」対応機種で調理するだけで、シェフの味を家庭で再現できるという。

こうした“簡単”や“手間いらず”というトレンドにマッチした製品として『ヘルシオ ホットクック』をさらに前面に提案していきたい」と同社は語っている。

調理器具によるメニューの提案や、占いという遊び心まで提供するほどに進化を遂げている最新家電。今後も各メーカーから調理鍋に限らずさまざまなIoT化された家電製品が発売されるであろう。

それぞれの機能を吟味し、個々のライフスタイルに合わせたアイテムをチョイスすれば、より便利で健康的な暮らしが待っているに違いない。

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