第1回
2022/08/30
脱炭素時代のジェット燃料SAF、日本におけるグランドデザインとは
技術開発競争の中、資源の乏しい日本の活路は“ベストミックス”
世界中で二酸化炭素(CO2)排出量の削減が求められる時代において、世界全体の排出量で2.6%を占める航空機分野にも大変革が求められている。「フライム・シェイム(飛び恥)」とも揶揄される現状からの脱却のカギと期待されているのが「SAF(Sustainable Aviation Fuel)」だ。燃料製造事業者や航空事業者など多角的な視点から、普及推進が期待されるSAFの今とその先について掘り下げる。(デザイン:池田太郎)