1. TOP
  2. トピックス
  3. NTTドコモが「ロボット研究開発センター」パビリオンをオープン!
トピックス

NTTドコモが「ロボット研究開発センター」パビリオンをオープン!

夏休み突入前にオープン!キッザニア東京・甲子園で“ロボットプログラマー”の職業体験が可能に

子供が楽しく社会の仕組みを学ぶスポット「キッザニア」。これまで“携帯電話ショップ”パビリオンを提供していたNTTドコモがリニューアルし、ロボットプログラミングをしながら最先端のAI技術に触れることができる、より未来的な職業体験「ロボット研究開発センター」をオープンした。スマホすら巧みに使いこなすキッズたちにとっての次なる一手は“プログラミング”だ!

プログラマー養成・教室が今まさにブーム!

東京・豊洲と兵庫・甲子園の2カ所にあり、メキシコの企業KZM社によって開発された、子供たちが職業体験を通じて楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができる施設「キッザニア」。同施設は約2/3の子供サイズに作られた街を舞台に、約100種類の仕事やサービスを体験できる“子供が主役の街”だ。

NTTドコモは、2006年のキッザニア東京(豊洲)、2009年のキッザニア甲子園(兵庫)と、施設の開業当初より「携帯電話ショップ」パビリオンを設け、携帯電話ショップスタッフの職業体験(東京)や、施設内専用の携帯電話をレンタルできるアクティビティを提供していた。

今回、キッザニア東京は7月7日~、キッザニア甲子園では7月10日~、装い新たに「ロボット研究開発センター」をリニューアルオープンし、ロボットプログラマーの職業体験が可能となった。

プログラミングを行うアプリ画面(上)。言葉と動作を組み合わせてロボットのアクションを決める(下)

その内容は、タブレットの専用アプリを使い、ロボットの発する言葉や動きをプログラミングするというもので、最後には実際にロボットを作動させるプレゼンテーションを行う。

子供たちはアプリに表示される“ブロック”を組み合わせて、携帯電話ショップのスタッフ役のロボットをプログラミングしていく。ブロックには、ロボットの発する言葉や動作が設定されており、ブロックは約50種類が用意されている。

パビリオンには、携帯電話ショップの入店受付ロボットと窓口業務ロボットの2台を設置。最大3名のチームに分かれ、それぞれのロボットにお辞儀などの動作や“いらっしゃいませ”などの接客をさせるプログラミングにトライする。

チームで一つのモノを完成させることで、チームワークを学び達成感も共有する

折しも文部科学省が、小学校の2020年度指導要領案にプログラミングを盛り込むなど、プログラミング教育への注目度が高まる中、まさに時代に則したパビリオンへと生まれ変わるわけだ。

「キッザニア東京のオープンから10年が過ぎ、当時と比べると携帯電話やスマートフォンは今や子供たちにとって当たり前の、身近な存在になりました。そこでより高度な、近い将来を見据えた職業体験を提供するため、今回の全面リニューアルオープンとなりました。ロボットプログラミングを通じて、子供たちの想像力を育み、ものづくりや研究開発への興味関心を促すことを目指しています」と、NTTドコモプロモーション部第一コミュニケーション担当課長の小野浩司氏は語る。

言葉の意図を理解し、ロボットと人間の対話を実現

今回のパビリオンで使用するロボットは、NTTドコモがクラウドにて提供している対話型AI技術“自然対話エンジン”を利用している。

NTTドコモのスマートフォンユーザーの中には「しゃべってコンシェル」機能を使いこなしている人もいるかと思うが、それらで培った自然言語処理技術が用いられている。子供たちはこの先進AI技術を使って、人とロボットの自然な会話をプログラミングしていく。

プログラムを実行するロボット。NTTドコモのパビリオン用の特別カラーだ

「ロボット研究開発センター」のパビリオンでは、自然対話の2つの機能を使っている。

まずは“意図解釈機能”。

質問文のパターンを機械学習し、さまざまな表現の意味を理解することができる。また、日本語は同じ意味を持つ言葉を使うことでさまざまな言い回しができるが、これらもちゃんと認識する優れものだ。今回のパビリオンでは、言い回しや表現の理解に活用されている。

そしてもう一つは、あらかじめ決められたシナリオに沿って、会話形式での受け答えを可能にする“シナリオ対話機能”。

例えば、端末を選ぶ際には「画面が大きい」や「持ちやすくてコンパクト」など、ロボットがいくつかの選択肢を提示するので、それに答えると、回答に合わせてシナリオが分岐し、複雑な対話が可能となる。

また、受付ロボットに伝えた名前や手続き内容(機種変更or新規契約)、機種の色などの情報は、データ連携用Botを通じて窓口ロボットと共有。受付ロボットの情報を基に、窓口ロボットが引き継いで対応するというシナリオ連携も可能だ。

おすすめの対象年齢は6~15歳となる

子供は先進のAI技術を習得して、一体どんな未来を描き、ロボットが活躍する社会を誕生させるのだろうか──。

人に代わって接客を行うロボットのプログラミング体験ができる、国内でも貴重なこの施設。現代っ子たちにとって、ロボットやプログラミングを身近に感じ、楽しむきっかけとなること請け合いだ。

夏休み期間中に「ロボット研究開発センター」パビリオンを利用して、子供たちの自由研究の参考にするのも一興である。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitterでフォローしよう

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • はてぶ!
  • LINE
  1. TOP
  2. トピックス
  3. NTTドコモが「ロボット研究開発センター」パビリオンをオープン!